よく話すんです。

この仕事って、人のふんどしをはいてるようなものって。

僕は目に見える商品を売っていません。
ユニクロのように服を売っているわけでも、
トヨタのように車を作っているわけでもない。

家を建てるでもなく、野菜を育てるでもなく。
乗り物を動かしたり…たりたりたりたり…

極論を言えば、僕がいなくても世界はまわります。


実際、クライアントさんが全部自分でやれたら、
僕の出番はないわけです。

でも今は、そう簡単な時代じゃない。

スマホ、ネット、SNS、AI、
男女雇用均等、多様性、働き方改革…
“良い会社”の定義は年々複雑になってきてる。

多分、大昔は「採用」なんてなかった。
集まって働いて、飯食って寝るだけの時代。

でも今は違う。
個人主義が進むほど、採用はもっと複雑になる・・・


話がそれました。
とにかく、僕は「人のふんどしを借りている」。

クライアントの資産――
わかりやすいところでは広告費。
でもそれだけじゃない。

何よりも大きいのは、その会社が積み上げてきた文化や空気感。

これがなければ、どんな発信も薄っぺらくなる。
その会社にしかない“魅力”を借りて、僕は言葉を作っている。

だから、偉そうにはできない。


かといって、下手すぎてもダメなんです。

僕の役割は、ただの外注じゃない。
同じ目標を持った“チームの一員”であること。

そこに上下はない。
もちろん、クライアントの方が現場をよく知っている。
専門外のことでは、僕が劣る部分もある。

でも――
たったひとつだけ、僕が“勝たなきゃいけない”ことがある。

これは、関わる人みんなに耳タコで伝えている大事なこと。

その話は、また次回。

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